Twitterにバイクアカウントをお持ちの方にはお馴染みの、「○○を写真4枚で振り返る」というタグ。
○○に入るのは「夏休み」でも「一年」でも「何月」でもいい。ただ自分の写真フォルダを見返してニヤニヤしようぜ!的なアレです。
定番タグの中でも好きなものの一つ。
私自身がタグ付きでツイートすることはほとんどないですが、仲の良いFFさんがこのタグを付けているとついつい見入ってしまいます。
「9月を写真4枚で振り返る」
この日もたまたまこれを見て、同じタグがぶら下がったツイートを漁っておりました。
「ああもう9月も終わりか。早いなぁ」なんて考えながら。
「9月か。結構遊んだ気もするな」
初旬こそ病み上がりでほとんど動けなかったし、GNのトラブルもあった。
けど、故障は2りんかんさんの尽力で大事には至らず。体調も時間と共に戻ってきた。
少なくとも月の半ばくらいからは、かなりアクティブに動き回った気がします。
iPhoneのフォルダを見返してみると、それを裏付ける写真の数々。しかも、ブログに上げていない話もチラホラと。
「たまにはタグに乗っかってツイートでもしてみるか」。
ということで、4枚を厳選します。
1枚目。
修理を終えたばかりのGNで、甘口さんとオートバイ神社へ。
この後リバーサイドでサリーちゃんスペシャルを食べ、水郷ラインを走ったショートトリップ。
ホントに久々のツーリングでした。
次の写真はBROOKSTND GRILLさん。
守谷市役所近くにオープンした、新しいハンバーガーショップです。
オープンまで数日、というタイミングでにたまたまオーナーさんと知り合い、開店初日にお邪魔させてもらったお店。雰囲気も味もめちゃめちゃ好みだったんだけど、まだこのブログには記していません。
理由は簡単。
仕事の途中でお邪魔したもんだから、まだGNくんと訪問できていないんです。
せっかくブログに残すなら、やはり我が相棒との写真で飾りたい。
という事で、このお話はまた頁を改めて。
3枚目。
清澄山道ループ橋へのツーリングで見つけた鴨川松島。
やはり有名な景勝地だったんですが、千葉に疎い私はぜんぜん知らずにたまたま訪れた場所でした。
おそらくまだまだ私の知らない素敵な場所が、チバラキ界隈には数多隠されているんでしょう。
いや違う。
隠れてすらいないんだけど、単に私が無知なだけ。
でもそのお陰で毎回新たな発見がある。
こうやって綴る楽しみもある。
最後の一枚。
初めてお会いしたtunaさんとのオートバイ神社です。
tunaさんのFTRと私のGN、2台連ねてオートバイ神社からオートパーラーシオヤ、まぼろし堂へのツーリング。
残念ながら初訪問のまぼろし堂さんはお休みでしたが、初秋の風を浴びながら走った、それはそれは楽しいデュオツーリングでした。
他にもいろいろあったけど、選んだのはこの4枚。
楽しかったし、新たな出会いもあった。
充実した1ヶ月です。
リターン生活を始めてから、バイクやキャンプという趣味を通じて数々の出会いがありました。
でも実は、この4枚目。
私にとって、これまでとは大きく違う意味を持つものでした。
端的にいうと、そのきっかけが「このブログ」であったこと。
いやちょっと、自分で言うとおこがましい感じもするんですが・・・。
でもね。
でも、ですよ。
「風来爺」という架空のリターンライダーが生まれて2年半。
ツーリングの記録、キャンプの記録、日々の雑感。
思いつくままに書き散らかした記事数、130余り。
それを読んで、「風来爺」の生活に共感を覚えてくれたとしたら・・・。
そりゃね。
「自己満足で書いているだけ」とうそぶいてみたところで、所詮は単なる強がり。
誰かが読んでくれて、それに共感してくれたとしたら、それはそれは嬉しいに決まってる。
だからこそ、多少の緊張感もあったんです。
今までの出会いは、そのほとんどがブログであったりYouTubeであったりと、様々な形で情報を発信していた方々。もしくはTwitterを介して、その日常を垣間見ていた方々。
確かにそこに風来爺という架空のキャラは介在しているけれど、リターン日記はそれほど意味を持っていない。
つまり「中の人」がノコノコ出て行ったとしても、大した弊害は生じない。
でも今回は違う。
なんせきっかけがリターン日記だから。
風来爺のリターン生活に共感してくれた方だから。
「風来爺のツーリング、思ってたんと違う・・・」
それだけは避けたい。という緊張感。
実際はそこまで深く考えたわけではないんです。
ただ、「9月を写真4枚で振り返る」に乗っかってみて、「思い返すとそうだったなぁ」と。
言ってみれば、「風来爺のリターン日記を写真4枚で振り返る」的なソレ。
他の3枚を挙げるとするならば・・・。
初めて行ったマスツーリングでしょうか。
記事に初めてコメントがついた時でしょうか。
初めて引用された時でしょうか。
そもそも初めて書いた記事でしょうか。
はたまたもっと下世話に、初めて収益があった時でしょうか。
どれを選ぶかは分かりません。
が、一つ気付いたこと。
私自身、風来爺という架空の人格に、そしてリターン日記にも、かなりの愛着が湧いてきているようです。
139本目。
数字的にはキリの良いものでもないけれど、私にとってはちょっと特別なエントリー。
これからも末永くお付き合いいただければ幸いです。