鉄剣タロー。
オートレストランフリークの間では、「聖地」として崇め奉られている(らしい)。
名店としてその名は幾度となく聞いていたものの、これまで訪れたことのなかった場所でした。
第3回目の自販機探訪はこちら、鉄剣タロー。
初訪問の模様を綴りたいと思います。
鉄剣タロー
埼玉県行田市下忍315-1
この日は所用で板橋からのスタート。
荒川沿いを延々と北上していくルートで約50キロです。
お店は国道17号沿いですね。
巨大な看板が目立ちます。
広い!
聖地と言われるだけあって、そんじょそこらのオートレストランとはちょっと違います。
駐車場も大型トラックが余裕で停められる広さ。
中もなんか無駄に(失礼!)広い。
そして壁には何やら前衛的なペイントが。
ダンス禁止の貼り紙があります。
見るからに若者がダンスの練習をしていそうなシチュエーションですもんね。
気になる自販機は定番のそば・うどん自販機とカップラーメン。
ハンバーガーにトーストサンド。
王道です。
これ以上ないくらいの王道。
「オートレストランはこうあるべき」という、お手本のようなスタイル。
ゲームも多数。
そして稼働してないの筐体が多数、というところも王道。
カップラーメンはいいとして、うどん、ハンバーガー、トーストサンドを片っ端から食してみます。
まずは天ぷらうどん。
300円です。
うどん自体は自販機ならではのモソモソした食感のもの。「あぁ、自販機のうどん食ってるなぁ」という実感の湧く模範的な良いうどん。
「自販機のうどんってどんなの?」というオートレストラン初心者の方に、自信を持ってオススメできる逸品です。
が、特筆すべきは天ぷら。
かき揚げのほか、イカ天と芋天が入っていました。そしてこれがうまい。
小さいながらも、「値段の割に…」とかではなくしっかりおいしい。
ちなみに天ぷらは日によってタネが変わることもあるようです。と言われると、ちょいちょい食べに来たくなる気がします。
チーズバーガー、220円。
真っ当な自販機のそれですね。
温め過ぎてシワシワになってるところも自販機バーガーらしくて素敵です。
トーストサンド。
ハムとマーガリンとマスタード、かな。
脂っ気が多めです。
最後に食べたからそう思ったのかな?
カリッと焼けてて香ばしいです。
これも220円。
アイスクリーム自販機の横には貼り紙が。
なんでも、「故障していたこちらのアイス自販機を、相模原の中古タイヤ市場さんが直してくれた」とのこと。
素敵なエピソードですね。
ちなみにこの「中古タイヤ市場」さん、多数の昭和自販機をオーバーホールして設置している近年話題のスポットです。
ここから相模湖や宮ヶ瀬方面にツーリングに行くのも魅力的。
オートレストランフリークとしてはぜひ詣でたいところですね。
話が逸れました。
多くファンから愛されるこの鉄剣タロー。
一言で表現すれば王道を行くオートレストランです。
「オートレストランってどんなところ?」
「一度行ってみたい」
なんて思っている方は、ぜひこちらを訪れてみることをオススメします。