みなさんバイクのメンテしてますか?
正直、爺はメンテナンスがあまり得意ではありません。
そりゃ若かりし頃は「バイク乗りたる者、やっぱ日常のメンテナンスもしっかり自分でやらないとダメでしょ」と思っていましたよ。
機械に疎いのは昔からなので、カスタムなんかはほぼお店任せでしたけどね。
正直なところ、今はできたら日常のメンテナンスも全て人任せにしたいくらいです。
とは言え、簡単なメンテをサボってGNの調子が悪くなったりしたら困るので、必要最低限のメンテぐらいはしましょうか。
バイクメンテの基本と言ったらオイル交換やチェンシコあたりですかね。
オイル交換はともかく、お店に行って「すみません。チェーンをシコシコしてルブ吹いてください」なんて言ったら、さすがに呆れられちゃいそうです。
納車から約2ヶ月。
走行距離も2000キロになっているにも関わらず、一度もチェーンをキレイにしていませんでした。すみません。
では、なるべく手間を省いて簡単にできるよう、文明の利器に頼ることにします。
まずはこれ。
3面ブラシ TYEBURASHI
チェーンの側面と上下のどちらか、って感じでしょうか。3面一気にシコシコできるようになってます。
490円でした。
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それからこれ。
江沼チェーン EK メン クリアセット
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一見普通のルブとクリーナーのセットなんですが、ルブのノズルが4点になっています。
「実用新案 ルブリケーター」だそうです。
プレートの合わせ目とローラー部分に一気に注油できる仕組み。なんかやたら便利そうですね。
では、まずはチェーンをシコシコしてキレイにしてやりましょう。
現状はこんな感じ。
実は私、昔からメンテナンスを怠りがちな傾向にありました。
ですので、この状態が「うわっ!こんなになるまで放置しやがって!!」というレベルなのか、「そろそろメンテした方がいいんじゃない?」というレベルなのか分かりません。
情報が玉石混淆で溢れている中で正しいものを取捨選択するのは至難の技です。
チェーンメンテひとつ取っても、やり方や頻度など色々な情報が混在していて正確なところはよく分かりません。
なのでおそらく、唯一の正解は
分からなかったらバイク屋さんに聞く
です。
話が逸れました。
まずはチェーンクリーナーを噴いていきます。
全体的に満遍なく行き渡るように、タイヤを回しながらやります。
もちろんセンタースタンドを立てて作業していますよ。
いいですね。センタースタンド。
これがあるだけでチェンシコの面倒さ加減は3割がた削減できます。
3面ブラシの出番です。
こすります。
こすります。
これは楽チンですね。
100均で買ったナイロンブラシとは雲泥の差です。
シコシコしながらゆっくりタイヤを回して、チェーンをずらしていくだけでいいです。
最後にクリーナー噴いて再度汚れを浮かしつつ雑巾で拭き取っていきます。
キレイになりましたね。
こんなもんでいかがでしょうか。
この後は、例の「4点噴射のルブリケーター」を使ってチェーンルブを注して完了です。
タイヤを手で回して、ぐるっと一周チェーンを動かしながら満遍なく行き渡るようにルブを噴いていきます。
チェーンの接続部分を目印にして一周したら完了です。
このチェーンルブは比較的粘度の低いもののようです。ムラになりにくい。
粘度が低いということは、注油の頻度は上げてやった方が良いのかな。
少なくとも月に1回、1000キロに1回くらいはやっていくことにしましょうか。
今回使ったアイテム。
「3面ブラシ」と「EK メン クリアセット」 ですが、いずれもメンテの効率化を最優先する方にはオススメです。
私はメンテ自体があまり得意ではないし、そもそも好きな方ではないので、自分でやらなきゃならない最低限のこともできるだけ楽をしたい、時短したいです。
そういう向きには使えるアイテムだと思いますよ!
チェンシコを終えて、ちょっとチェーンの弛みが気になりました。こういう「ちょっとした違和感」に気づくのが、チェンシコや洗車のメリットの一つですね。
この後はバイク屋さんに行って見てもらおうと思います。
チェーンの調整も、作業自体はそんなに難しくないかもしれないですが、駆動・制動に直結する部分は全てプロに任せます。
プロにお願いして安心を買う、というのが爺のスタイルです。