風来爺のリターン日記

年間休日数55日の地味に苛酷気味なサラリーマンが、バイクにキャンプに釣りにとリターンするブログです。Twitter @furaijie Instagram @furaijie

学校橋河原(埼玉県比企郡嵐山町) キャンプ場レビュー

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都幾川の河川敷と、広々とした原っぱ。

キャンプ場と呼ぶには少し設備が心許ないけれど、予約不要で気軽にアウトドアを楽しめる。

そんなキャンプ場がここ、学校橋河原

人のいないところで大自然を満喫したい!というご要望にはお応えできないけれど、「半ドンでキャンプ!」とか、「ちょっとお外でコーヒーを」なんていうライトユースにはもってこい。

川遊びもできるので、お子さん連れでキャンプデビュー、なんていう方にもオススメです。

 

料金

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バイクは1台500円、普通車は1000円

いずれも日当たりの料金です。

1泊2日のキャンプなら「×2」と思っていれば間違いない。

思っていれば・・・、という歯切れの悪い表現なのは、ここの料金徴収の仕組みのせい。「管理人さんがいたら掛かるし、いなかったら掛からない」という塩梅です。

来た時に管理人さんがいなければ1日目の料金は掛からないし、帰る時に不在であれば2日目のそれも掛からない。

うーん。微妙。

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料金設定は「車1台当たり」なので、私のようなソロキャンパーはともかく、家族4人でキャンプ!なんていうケースを想定すると、かなり安いと言っていいですね。

 

アクセス

関越自動車道・東松山ICから6キロほど。

国道254号を嵐山方面に。ワークマンの交差点を左折したらすぐそこ。

都幾川を跨ぐ学校橋を渡ったら左手が入り口です。

時間にして15分ほど。

 

この国道254号をそのまま直進すると、スーパーやホームセンター、ドラッグストアなどが点在しています。


チェックイン・チェックアウト

基本的に時間の規定はありません

何時に来てもいいし、何時に帰ってもいい。

つまり、全てキャンパーさんのマナー委ねられています。

やはり夜中に来てペグ打ちカンカン!っていうのは控えたいですね。

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サイト

キャンプができるのは原っぱのエリア。

区画のないフリーサイトです。

河原側から埋まって行くので、いい場所を確保できるかどうかは到着時間にかかっています。

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河原にも入れますが、こちらはキャンプはNG

泊まりを想定しているのなら、上のキャンプ可能エリアに張りましょう。

川遊びができるのは良いですね。
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設備

トイレと流し台だけ、というシンプルな設備。

流し台は小さく蛇口も三つだけなので、混み合う時期はちょっと足りないかな。

水を汲んで各々のサイトまで持っていって、洗い物も最小限に抑えた方がおそらくスムース。

炊事場というほどの規模ではない、という事を覚えておいて損はないです。

 

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一方のトイレは公園にあるキレイなトイレをイメージしていただければ間違いない。

キャンプ場のトイレの清潔感水準で言ったら最上級レベルです。

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周辺の施設

買い出しは国道254号沿いのヤオコー嵐山バイパス店さんへ。

先ほどのワークマンの交差点を東松山ICと逆方向に2キロほど。

お隣にマツモトキヨシもあるので大概の買い物は事足りるはず。

 

あと、薪!

学校橋河原には売店などが一切ないので、薪は事前に入手しておいた方が安全です。

最も近いホームセンターはケイヨーデイツーつきのわ駅前店さん。

キャンプ場から2キロちょっとの距離です。

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ただこちら、ヤオコーさんとは逆方向。

ヤオコーさんから1キロほど進むとカインズ嵐山店さんがあるので、こちらを利用してもいいかも。

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嵐山渓谷月川荘キャンプ場のレビューでも紹介した、昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉までも車で15分ほど。

川遊びの後のお風呂はこちらを利用するといいですよ。

tamagawa-onsen.com

 

しっかりと管理されたイマドキのキャンプ場ではなく、キャンプもできる河原の公園と思ってくれたらいいでしょう。

設備は最小限ですが、リーズナブルで使いやすいしアクセスも良い。

予約不要で思い立ったらすぐに出掛けられる。

気軽に川遊びができて、焚き火ができる。

そしてテント泊ができる。

 

こういう気軽な施設って、ありそうでいて実は稀有な存在

似たような施設はあっても、予約の手続きがひどく面倒だったり、焚き火が禁止だったり。

特に関東近郊ではかなり貴重です。

それだけに・・・。

 

やはり気になるのはキャンパーさんのマナーです。 

チェックイン・チェックアウトの項でも触れましたが、設備の使い方、キャンプ場での過ごし方、このキャンプ場を生かすも殺すも訪れるキャンパーさん次第です。

そして残念ながら、直火禁止のはずのサイトには、焼け焦げや炭の投棄などもチラホラ・・・。

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仕事を終えて、それから向えるキャンプ場なんて、そうそうあるわけじゃない。

時間の縛りがないからこそ、周囲への気配りはより重要になるでしょう。

しっかりと管理されたキャンプ場以上に。

この学校橋河原が、学校橋河原のまま末永く使えることを願って止みません。