最近のバイク乗りの防寒対策の主流は「電熱」らしいですね。
確かに冷たい風に晒されて走るバイクでは、いくら体温を蓄えようと限度ってもんがある。ならばいっそ、暖房器具を身に纏って走った方がいい。
なるほど、そりゃあ理にかなってますよ。
でもね、おじさんがバイクに乗ってた若い頃にはそんなナイスなアイテムは存在しませんでした。
10数年振りに復帰したリターンライダーの風来爺は完全に浦島太郎状態ですよ。
まぁいいや。
そんなステキなもんがあるなら、とりあえず使ってみよう。
まずは一番寒さが堪える指先から。
ってことで、買いました!
電熱インナーグローブ
めちゃヒート MHG01
ヒーターグローブ 電熱グローブ バイク 手袋 防寒 発熱 充電式 (S/M/L) 全3サイズ めちゃヒート MHG01/01T (3ヶ月製品保証付) | ||||
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え?
「なんでメジャーなブランドの買わないのか」って?
そりゃ高かったからですよ。
いくら快適でも、さすがに何万円もはサラッと出せません。
いつものYahoo!ショッピングで検索、したところ・・・。
比較的評判がいいのがコレだったんですよ。
GNのバッテリーで電源供給する方式のと悩んだりもしたんですが、コードで繋がれるのにちょっとした抵抗があったし、レンタルバイクでも使いたいので充電式のこいつにしました。
お値段も割とお手頃。
っても1万円近くしましたからね。
ポチるのに多少の気合いは必要でしたが、まぁいいや。
買っちまえ。ポチ。
すぐに届きました。
うん。ちゃんと薄手のインナーグローブです。
ちなみにSサイズ。
普段Mサイズのグローブを使っている方なら、Sでちょうどいいくらいのサイズ感です。これなら今あるグローブの中にすっきり収まりそう。
ただ、手首の内側にボリューミーなバッテリーが鎮座ましましています。
こいつがかなりの存在感。
地味に左腕の腕時計に干渉します。
まぁ、自分で充電式を選択したので文句も言えません。
でね、早速充電して試してみると・・・。
あったかい♪( ´▽`)
ポカポカです。
けど、これ最強モード。
これだと2時間半しかもたないんだよな。
通勤なら行けるけど、ツーリングでは心許ない。
3段階の温度調節ができるので、実際に使う時は中か弱が現実的かな。
カタログデータによると、
高温 (65度) 2.7時間
中温 (55度) 3.8時間
低温 (45度) 5.5時間
だそうです。
じゃあ、通勤で使ってみます。
片道20キロちょい。いつものルートです。
最近は寒いので、5キロも走ると指先がかじかんできます。
まずはこいつ、めちゃヒートをインナーにして、上からヘンリービギンズのグローブを装着!
うーん。窮屈(-_-)
このヘンリービギンズを買ったときは、電熱インナーグローブの使用なんて想定していませんでしたからね。
ちょっと操作に支障がありそうな気配。
まぁいいや。とりあえず試してみよう。
中温でスタート。
正直な感想。
あったかい、という感じではないです。
寒くないと言った方が正確。
そう、寒くないんです。
あれだけかじかんでた指先が全く冷たくないです。十分効いています。
こりゃいいや。
けど問題はこの窮屈さ加減です。
インナーグローブの上に中綿入りのオーバーグローブですから、そりゃ窮屈にもなりますよね。
クラッチやブレーキの操作もちょっとしにくい。
後日。
オーバーグローブを、ヘンリービギンズからワークマンのプロテクショングローブに替えてみました。
、
あ、これならいいや。
もともとワークマンのグローブは「ちょっと大きいかな?」というくらいでしたからね。
インナーを付けてちょうどいいサイズ感。
が、これだと高温で使いたいところだな。
ワークマンのグローブ自体には保温性がないですからね。
通勤なら十分保つから、当面はこれで行こう。
ツーリングには・・・。
予備のバッテリーを入手しないとダメっぽいですね。
低温でも5.5時間。ぜんぜん足りないです。
長時間利用をメインに考えるなら、やはりバイクから給電する方が確実かもしれません。
いろいろダメ出しもしましたが、やはり電熱の効果は絶大です。
身体はモコモコに着込めばなんとでもなりますが、手足はそういう訳にもいかない。だから電熱インナーで温めつつ、オーバーグローブで熱を閉じ込める。これが正解!
あ、あともう一つだけ。
このグローブ、ベルクロに弱いです。
相性が悪い。
オーバーグローブにしろジャケットの袖口にしろ、ベルクロ留めって多いじゃないですか。
私のもそう。
で、インナーグローブでこれを触ると、すーぐ引っ掛かっちゃいます。
要注意。
ともあれ、これで毎日の通勤はさらに快適指数アップ!
もう電車通勤には戻れないな。