通勤にツーリングにと大活躍の我が相棒。
GN125-2F
ストレスフルな3路線乗り換えの通勤電車から解放され、週にたった一度のお休みもこれまでになく充実した時間にしてくれました。
気付けば納車して半年。いや、すでに7ヶ月。
今月は台風の影響で距離が延びませんでしたが、それでも毎月ほぼ1,000キロペース。
1,382キロで買ったこのGNも、すでに8,000キロに到達しています。
最近あまりツーリングにも出かけられないので、この際ですからこれまで乗った感想を記しておきたいと思います。
こいつの魅力を端的に表現すると、「300m〜300kmの守備範囲」。
300m先のコンビニに行くにも気軽に出せて、300kmのワンデイツーリングも存分に楽しませてくれる。
これは良い意味で予想を裏切ってくれた大きなポイントでした。
まだGNを経験していない方へ、こいつの魅力を一つ一つお伝えしたいと思います。
はじめに高評価ポイントから。
【オートバイらしいデザイン】
まずはスタイル。
バイクを選ぶにあたって、デザインが気にいるかどうかは重要なポイントですよね?
私はこれが一番大事、と言っても過言ではないくらいです。
GN125-2Fを選んだのも、何よりもスタイルが気に入ったから!これに尽きます。
少なくとも「GNを買おうかな?」と考えている方なら、このクラシカルなデザインが好みじゃないって方はいないでしょう。
今のバイクにはない、ひたすらシンプルにオートバイらしいデザイン。
これがGNの大きな魅力です。
【軽快な乗り味】
そして、125という絶妙な排気量と軽量な車体。
私は通勤とツーリングにバランス良くこき使おうと思っていたので、「軽量で気軽に乗れるバイク」である事は必須。将来的に増車するかもしれないから、125ccという排気量は維持するのにコストが掛からない事もポイントの一つでした。
が、乗ってみるとこの125ccという排気量と軽量な車体の組み合わせは思っていた以上に楽しい!
もともと単発エンジンの軽快なバイクが私好みというのはありますが、そういったバイクが好きな方なら絶対に間違いないです。
【優秀な燃費】
125ccの単発エンジンですから、燃費はすこぶる優秀です。
もともと40km/lくらいの燃費はキープしていたんですが、夏場にプラグをNGKのCR8Eに交換してからは
42km/lを下回る事はなくなりました。
ツーリングなどで長距離を走ると、軽く45km/lを超えてきます。
純正プラグがイマイチでNGKにした事が良かったのか、「暑い時期は熱価を上げといたが良かったんじゃなかったっけ?」という雑な発想で熱価を上げた事が当たりだったのかはちょっと分かりません。が、プラグを交換してから明らかに燃費にプラスの影響が出たので、かなり効果的だったと思います。
まぁ、もともと通勤も片道20キロオーバーという好条件なので、燃費計測の上では良い環境なんですけどね。
【とっても楽なライディングポジション】
バイクのポジションはライダーの体型に大きく左右されるので一概には言えないですが、少なくとも私には非常にしっくりくるポジションです。あまりに良好すぎて意外なほどでした。
下道オンリーの200キロ超のツーリングも楽々。300キロくらいになると帰る頃には多少お尻が痛くなったりはするものの、それでもこれまでに乗った様々なバイクと比較しても疲れは格段に少ないです。純正シートが良い仕事をしてくれてるんでしょうね。
ただし・・・。
125の中では比較的大柄な部類のバイクとはいえ、そこは「125の中では」という括り。大柄な方は多少窮屈なポジションを強いられる可能性は否めません。
しかし、シートは座り方の自由度が高い形状なので、多くの方が納得のいくポジションが得られるのでは、と思います。
【いじり甲斐】
バイク好きなら「自分のバイクを自分好みにカスタマイズしたい」という欲求は少なからずあろうと思います。
このGN、ポン付けできるパーツが気軽に手に入る、わけではないのですが、なぜか巷には原型を留めないほどオリジナリティに溢れたカッコいいGNが数多います。
もうこれ、オーナーさんの愛の結晶。それ以外には何もないです。
Amazonだの淘宝(タオバオ)だので「あ、これ、上手いことやったら着くんじゃね?」くらいのパーツを見つけてきては、せっせと加工して取り付けている猛者の多いこと多いこと。
私はあいにく自分でいじくり回すような知識も技術も持ち合わせていないので手を出してはいないのですが、それなりの知識や技術をお持ちの方ならハマること請け合い。
間違いなくハマります。
絶対に。
そりゃもうどっぷりと。
【コストが安い!】
私はGN以外に車もバイクも持っていないので、実は車検のない250ccまでのバイクでしたら原付2種とそこまで大きな維持費の差はなかったんです。
ピンクナンバーの最大の利点である「ファミリーバイク特約」が使えないですからね。
それでもなおGNを選んだのは、やはり「カッコが好きだから」という点に尽きます。
ですが、自動車でもバイクでも何らかの車両を所有していてすでに任意保険に入っている方でしたら、ファミバイ特約が最強です。
ぜひこちらのページ↓もご覧になってください。
そして何より、そもそも車両価格が安い!!
私は中古で買いましたけど、新車でも確か15〜16万。50ccだってこれより高いのはゴマンとありますよ。
「あたしゃ通勤にしか使わないよ」という御仁でも、「その為だけに免許を取って原2に乗る」という選択肢も確実にアリ。
30キロの法定速度からも二段階右折からも解放されますよ!
【実は気が利いている純正装備】
ビジネスでの使用も想定されているのでしょう。
基本的にこのクラスの海外のバイクは実用性の高い装備が充実しています。
このGN125-2Fもそう。
丈夫なリアキャリアもエンジンガードも標準装備で、携帯の充電に便利な予備電源まである。
そしてなりより私が一番重宝しているのは・・・
何を隠そう、
シーソーペダル
です!!
シーソー標準装備ですよ?
偉くないですか?
私ね、スーツ通勤なんですよ。
だから最初はむしろ、
スクーターを選んだ方がいいんじゃないか、とか
革靴にシフトガード付けて行くしかないかなぁ、だの
色々と考えていたわけですよ。
それを全て一瞬にして解決してしまう魔法の装備、シーソーペダル!
大袈裟ですけど、ホントに便利。
もちろん安全性を考えたら、革靴でバイクに乗るのは推奨できませんけれど・・・。
で、ここまでベタ褒めしましたが、ちょっとよろしくない点も挙げておきましょうか。
【ヘッドライトが超暗い】
その通り。
暗いです。
ハロゲンだから、というのもあるでしょうけど、それにしても暗い。
私はクロイシライトワークスさんのLEDに替えましたけど、それでもやっぱり明るくはない。
もうちょい大規模な工事も考えなきゃならないですね。
おいおい、ですが。
【タイヤがショボい】
初めて乗った時から「前輪の接地感が希薄だなぁ」とは思ったんですよ。
けど、そもそもハイグリップタイヤを履いたようなバイクに乗ってたことがなかったので、「こりゃ替えなきゃダメだなぁ」と思いながらもそのまま乗ってます。
が、8000キロオーバーの走行距離の割に、なぜかタイヤは全然減ってない。
うーん・・・。
これってやっぱり、ちゃんとグリップしてないってことでは?
ということで、さすがにもう替えようと思います。
実はもう注文はしてるんです。
前がTT100、後ろがK127、だったかな?
履き替えたら、後日ちゃんとレポートしますね。
【たぶんプラグもショボい】
プラグはね、不満があって替えた訳ではないんです。
またまたプラグを供出しなきゃならないトラブルがあって、自分のプラグがなくなったから買いに行ったんです。
なので、純正プラグがどんなんだったのか今となっては分かりません。
が、プラグ替えただけでこれほど燃費に影響が出るということは、おそらく替えた方が良かったんだと思います。
ガソリン代だけで、あっという間にプラグ代くらい浮いちゃいますからね。
不満という不満はこれぐらい。
あ、そうそう。
新車で買ったら、オイルは即交換した方がいいらしいですよ!
どうでしょう?
ここまで読んでくれた貴方。
もうGN125の虜になっていませんか?
もうスズキ印のGN125は手に入らなくなってしまうかもしれません。
さぁ、今すぐバイク屋さんへGO!!