ランタン。
キャンプ道具の中でも、比較的必要性の高い道具の一つです。
なんせキャンプ場では、自ら持参した光源以外には「何も灯りがない」なんてこともザラですからね。
安いものなら数百円から手に入れられるし、初めてのキャンプでも1コくらいは持っておいて損はないもの。
ですが、一口にランタンと言っても種類は様々。
LED、キャンドル、ガス、ガソリン、灯油・・・。
形式によって灯りの質がぜんぜん違うし、それ自体の造形がウットリするほど美しいものが数多くある。
暗い部屋でランタンを灯しているだけで、うふふふふってなるくらい。
それほど趣味性の高い道具です。
今回はそんな、ランタンのお話。
BAREBONESのお洒落なLEDランタン、Beacon ビーコンライトLEDを買ったお話です。
もともと持っていたLEDランタン、わずか1年半で壊れてしまった。
光量が極端に落ちる症状。つまりLEDの寿命です。
確か500円くらいだった格安ランタン。
コンパクトに収納できて使い勝手が良かったんだけど、同じものを買うのはちょっとだけ癪。
なのでこの際、ちょっと奮発してお洒落なLEDランタンを購入することにします。
BAREBONES Beacon ビーコンライト
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タイミングによって多少の価格変動があるようですが、私は6,000円くらいでした。
前のランタンの12倍!
ランタンはプリムスの2245があるので事足りてはいるんですが、やはり手軽に使える電気のものは一つは持っておきたい。
趣味だけに特化してしまえば、「真鍮製のマイナーランプなんかが欲しいなぁ」とも思っていたんです。
マントルを使わないオイルやキャンドルのランタンは、それがあるだけでサイトの雰囲気を格段に素敵にしてくれますからね。
ですが、実際キャンプで使うことを考えると、必要な燃料の種類を増やすのはあまり得策ではない。
テント内でも怯むことなく使え、持ち運びにも気を使わなくて済むと言ったら、結局LEDランタンの右に出るものはいません。
ならばこの際、LEDランタンそのものをお洒落なものにしてやろうじゃないですか。
もちろんプリムスは併用する前提で。
で、選んだのがこいつです。
多少お値段は張りましたが、その分前のものとは段違いの質感。
充電式だし、光量も十分です。
色はカッパーを選びました。
灯りは暖色系。
前に使っていたLEDライトと違って、とても雰囲気の良い灯りです。
明るさは30~220ルーメンの無段階調光。
最小の明るさでは最大200時間、最大光量では3時間の連続点灯。
テント内を照らすなら、中間くらいの明るさで十分です。
カラビナが付いているので、テント内でぶら下げて使えます。
充電はUSBで4〜5時間と、使い勝手も上々。
ちなみに1泊のキャンプでは、今のところ充電切れの悲劇には見舞われておりません。
実は調達が楽な単3あたりの乾電池式も捨て難いんですけどね。
数あるキャンプ道具の中でも、ストーブとランタンはかなり深い沼。ハマると抜け出せない部類です。
でも、これからキャンプを始めようとする方、特にバイクで行こうと思っている方やソロがメインの方は、まずはLEDランタンを一つ入手することをおススメします。
間違ってもガソリンのツーマントルだとか、ましてやペトロマックスなんかを買ってはいけません。
道具としての魅力は最高ですが、そこからスタートしちゃうとキャンプ自体のハードルが高くなっちゃいますよ!
まずは簡単に使えるものを一つキープした上で、そこからご自身の趣味嗜好に合わせてキャンドルを追加するも良し、メインの光源をツーマントルにするも良し。
バラして掃除するのが楽しくなったら、すでにあなたは道具の沼にどっぷり肩まで浸かっていることでしょう。