とある休日。
行きつけの2りんかんでエンジンオイルとフィルターの交換をお願いしたんです。
ホントはもっと早くに替えなきゃならなかったんだけど、そもそもGNを動かすタイミングがなかった上に、時間を見つけてオイル交換に寄った時には予約がいっぱいで受け付けてもらえなかったり。
そんなこんなで通常のサイクルより2カ月ほど遅れ、やっとの事でのオイル交換です。
朝一番でお店に持ち込み、すぐに作業に入ってもらいます。
缶コーヒー片手に店頭でくつろいでいると、思いのほか早いタイミングで2りんかんさんからの着信。
「作業完了のお知らせ、にしては早すぎるかな?」と思って出てみると、「ちょっとお伝えしたいことがあります。ピットへお越しください」との連絡でした。
なんだろう?
嫌な予感しかしない…。
果たしてそれは的中します。
オイルフィルターカバーを留めているボルトがダメになっているそう。
3本のうちの2本、確かに半分だけ削れたような状態です。
舐めてしまったのとは明らかに違う、見たことのない症状。
熱や振動が原因とも考えられるそうですが、確かなことは分かりません。
「部品を取り寄せますから、日数が掛かるかもしれません。預けていただくのが一番良いですが、どうしましょう?」
スズキ印とはいえ、なんせ我がGN125-2Fは中華バイク。
部品のストックがあるはずもなく、中国からの輸入になったら何日掛かるか分かりません。
かなりショックですが、仕方ない。
ツーリングを楽しむのは、しっかり直してもらってからにしましょう。
ホントは柏のバイク神社に行きたかったけど・・・。
こんな経緯があったのが日曜日。
当面ツーリングはお預けだろうから、次の休みはタントでキャンプにでも行こうかと考えていたんです。が、緊急事態宣言の延長で豊里ゆかりの森も茎崎こもれび六斗の森も閉鎖したまま。
キャンプもダメか・・・。
おとなしくしているしかなさそうです。
そう思っていたんです。
2りんかんさんから次の電話があるまでは。
「スズキにある部品のストックがそのまま使えるそうです。1〜2日で届きますから、すぐに直せると思いますよ」
そんな電話をいただいたのが翌日。
そして火曜日の夕方には「直りました!」との一報が。
なんて迅速!!
奇しくもTwitterでは、GN仲間の甘口さんが「柏のバイク神社に行こうかな?」なんて呟いているではないですか。
これは僥倖。
まずは朝イチで我がGNを迎えに行って、そのまま柏のバイク神社へ。
甘口さんを捕まえて、いづみ亭かリバーサイド辺りで昼ごはんかな。
まだ本調子には程遠い体調だから、このくらいの軽めのツーリングが丁度いい。
勝手にイメージを膨らませ、そのままリプライを投下します。
二つ返事でOKをいただきました。
翌日。
ピットの前では、我がGNが堂々と鎮座ましましておりました。
ちょっと心配だった修理代も、なんと部品代の400円弱、だけ。たったそれだけ。
ホントに良かった。
ありがとうございました!
エンジンに火を入れて、柏に向けて出発します。
ナビによれば道のりは14キロ。
国道6号を流れに任せて走ります。
多少の渋滞には捕まったものの、40分余りで到着です。
お久しぶりの甘口さんと、オフタイヤに履き替えた甘口さんのGN125H。
ご挨拶もそこそこに、まずはバイク神社にお参りします。
こちらのバイク神社、バイクオークションなどを手掛けるBDSさんが建立した新しいお宮さん。
バイク神社と共に、商売繁盛祈願のモトム神社、ゴルファーの安全祈願のホールインワン神社が並んでいます。
柏の杜神社|日本最大級のバイクオークション運営会社ビーディーエス
無事故で安全にバイクライフを満喫できますように・・・。
駐輪場は入口のすぐ脇にありますが、こちらの神社は鳥居の前までバイクの乗り入れができるようになっています。
であれば、ここにGNを並べて写真を撮らない訳にはいかないでしょう。
2台並べて記念撮影です。
さらには我がGNも。
ひとしきりバイク神社を楽しんで、時刻はお昼前。
「いづみ亭さんでネギレバ炒めと、リバーサイドでデビちゃんスペシャル、どっちがいいですか?」
甘口さんが出した答えはリバーサイド。
お、いいですね。男前な選択!
そういや私とツーリングに行くと、毎回毎回大盛りの店になっちゃいますね。
ちなみに前回は1.5キロのカツカレー。
秋晴れのデュオツーリングとカツカレー - 風来爺のリターン日記
これよりはずっと楽ちんだと思いますよ!
リバーサイドまでの10数キロは、ほとんど田んぼの中の道。途中、工業団地でちょっと道を間違えたのはご愛嬌といった感じです。
日射しは真夏のそれだけど、身体に感じる空気は心地の良い秋の風。
GN2台、気持ちよく連ねて走らせて、御所望のリバーサイドです。
お昼時。
さすがに少し待ちましたが、それでもラッキーなタイミングでした。
なんせ我々の後には5人組の団体さんを含め、あっという間に9名のウェイティング。
やはり人気のお店です。
で、オーダーですが。
いつもはパンチくんスペシャルかデビちゃんスペシャルなんですよ。
これしか食べたことないんです。
が、今日は違います。
ちゃんとメニューに目を通したんです。
そしたらね、カレーがめちゃめちゃうまそうなんですよ。
カレーとミートソースの組み合わせは・・・。
あ、あった。これだ!
サリーちゃんスペシャル!
こいつをお願いします。
甘口さんもサリーちゃんスペシャル。
いいですね。2人でカレーライスとミートソーススパゲティを満喫してやろうではないですか。
思えば半年ぶりのリバーサイド。
やはり美味いです。
ミートソースは甘過ぎず酸っぱ過ぎず、絶妙な味わい。初めて食べたカレーも、オーソドックスな間違いない味。これもとても好みでした。
やっぱり美味しいぞ。
リバーサイド。
コロナのせいで一気に体重が減ったし、万全とは言い難い体調。
「まだあんまり量は食べられないかな?」なんて思っていたんですが、これならスルッと入ります。
程よい満腹感。
甘口さんも満足してくれたようです。
「今は閉鎖されているらしいけど、利根川ゆうゆう公園を目指して走りましょうか。ゆうゆうに入れなかったとしても、水郷ラインは気持ちいいツーリングコースですよ」
もともと「ゆうゆう公園に行ってみたい」とも言っていた甘口さん。
今は緊急事態宣言の影響で閉鎖されているそうですが、場所だけでも案内しておきたい。
それ以上に、今日のショートツーリングの最後を飾るルートといえば、利根水郷ラインをおいて他にあるはずがない。
もちろん利根川ゆうゆう公園には入れませんでした。入口にバリケードが置かれ、完全に封鎖された状態です。
が、水郷ラインはご満足いただけたよう。
自分のお気に入りのコースを褒められると、なんとなく誇らしげな気分です。
「このまま国道6号に出て、16号辺りで流れ解散ですね」
水郷ラインを連なって走り、国道6号へ。
呼塚の交差点で手を振ってお別れしました。
走行距離は70キロにも満たない、短い短いデュオツーリング。
ですがやはり、久々のバイクは病み上がりの身体には堪えたようです。
帰宅して、そのまま眠りに落ちてしまいました。
本調子に戻るには、もう少し時間が掛かりそう。
「早く万全の状態で秋のツーリングを楽しみたい」
そのためには、少しずつ運動もして、しっかりご飯を食べて、体力の回復に努めなければ。