風来爺のリターン日記

年間休日数55日の地味に苛酷気味なサラリーマンが、バイクにキャンプに釣りにとリターンするブログです。Twitter @furaijie Instagram @furaijie

相棒GNと釣りに行く【準備編】

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私がバイクを再開した折、「いずれはキャンプや釣りにもリターン」という目標を掲げました。

荷物満載の相棒と遊びに行く。

想像しただけでウキウキします。

 

まず実現したのはキャンプの方。

足りなかった道具を買い揃え、ソロキャンプを再開したのはGNと出会ってわずか数ヶ月後。

幸い「近隣に良いキャンプ場が点在している」という生活環境にも後押しされ、極めてスムースにリターンすることができました。

今では「キャンプをした朝、そのまま仕事へ」なんていうアクロバティックな技を気軽に繰り出してしまうほど身近なアクティビティとなりました。

 

で、一方の釣り。

逆にこちらは思いのほかハードルが高かった。

理由は簡単。

もともと好んでやっていたそれが、バイクで行きにくい、荷物の多いものだったから。

 

その釣りとは、沖釣りのこと。

乗合船で沖に出て、真鯛やアジなんかを釣るアレです。特にコマセマダイが大好物です。

釣りそのものも楽しいし、夜は釣果でお酒を愉しむこともできる。

一石二鳥の素敵な趣味です。

 

でもコレ、荷物が嵩張るんですよ。

でっかいクーラーボックスにカッパ、ライジャケ、長靴、電動リール。真鯛釣りに至っては、仕舞寸法で2m近いグラス無垢の竿まで。

とてもとてもバイクに積んで行くことなんかできません。

 

しかも夜も明けきらない早朝に出て、帰ってくるのは夕方。

それから道具を片付けて魚を捌いてと、かなりのハードワークが待ち構えています。

これではツーリングとの相性も悪い。

 

そんなこんなで釣りへのリターンだけは延び延びとなっておりました。

 

そこでふと、気付いてしまいます。

沖釣りにこだわらなければいいんじゃないの・・・?

ならGNで行くこともできる。

ツーリング先で・・・なんていうからには、もっとシンプルで荷物が少なく、スキマ時間で楽しめるくらいの気軽な釣りの方がいい。

 

真っ先に思い浮かぶのはブラックバス

ルアーだから餌もいらないし、竿一本で気軽に楽しめる。

本気でやりだしたらキリがないけど、最小限の装備でもエントリーできる間口の広さがある。

釣った魚も持って帰らないからツーリングの途中でもおっけい!

考えてみたら、バイクと最も相性がいい釣りの一つと言えましょう。

 

私がバス釣りをやっていたのはかれこれ15年も前のこと。

知識は古いし、しかもそれほど本気でやっていたわけではないから腕もない。

でも、当時も「朝1~2時間だけ」みたいな感じで近くの河川で釣り糸を垂らしていたから、同じような感覚でリスタートしやすい気がします。

 

昔揃えた道具はほとんど処分してしまったけど、竿とリールくらいはちゃんと取ってありました。

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これならルアーさえ少し揃えたら、手っ取り早く始められそうです。

 

でもこの2ピースロッド、どうやってGNに積もう?

 

Twitterでこんなことを呟いたら、いろんな方が情報を寄せてくれました。

灯油ポンプのケースを使うとか、ロッドケースを背負うとか。

だったらこのロッドケースごとGNに括り付けて、跨いでしまおうか。

それなら簡単にできそうだな・・・、なんて考えていたんです。

 

でもダメでした。

積むのが・・・、ではありません。

そもそも竿が。

折れていましたよ。

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お気に入りの竿だったので取っておいたんですが、これでは使い物になりません。

新しいのを調達するしかない。

この際だからバイクに積みやすいマルチピースを購入します。

 

コルク トラベルロッド スピニング用ロッド、ベイト用ロッド 4ピース ソフトケース付き パックロッド 旅行ロッド
by カエレバ

無名の4ピースロッド。5,980円。

安い釣具は当たり外れが激しい印象なのでちょっと怖いんですが、ノーブランドでこのお値段ならそこそこ良いのが届くのでは、と期待して。

 

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少なくとも作りは悪くない。

継ぎ目もぴったりだし、ガイドも綺麗に取り付けてありますね。

悪くない。悪くないぞ。

こりゃ楽しみだ。

 

翌日。

早速こいつを持ち出して試し釣り。

PEラインを巻いていたカルカッタに14lbのナイロンラインを巻き直し、小貝川で1/2ozのスピナーベイトをぶん投げてみます。

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お! 飛ぶ!

ちゃんとウィローのブルブルも手元に伝わってきますよ。

いいじゃない。いいじゃない。

 

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お次はノーシンカーワーム。

depsのデスアダーです。

こいつはどうだ?

 

うん。いいぞ。

飛ぶじゃないか。

これなら竿一本で十分楽しめそうです。

 

ちなみに小貝川、小魚はいっぱいいるしボイルもチラホラ。

水門橋脚など、見るからに一級品というポイントも多数。

が、ぜんぜん釣れませんでした。

平日のせいか、私以外のアングラーもゼロ。

ポイントの情報くらいは収集した方が良さそうですね。

 

鬼怒川に移動。

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こちらもバスが好みそうな立木構造物が点在しています。

教科書通り、ともいうべき一級ポイント。

しかもこちらには複数の釣り人が・・・。

 

立木のオーバーハングや橋脚周りにノーシンカーワームを落として反応を見ます。

が、アタリなし。

というか、久々過ぎてよく分かりません。

 

この日は夕方から仕事の予定が入っていたので、昼過ぎに終了。

記念すべき久々の釣行は丸ボウズという結果でした。

 

でも楽しい。

めちゃめちゃ楽しかった!

新しく買った竿は期待以上の仕事をしてくれそうだし、4ピースだからGNに積んで行くのも余裕綽々。

 

また新たなフィールドが広がったな、GNくん。

次の釣行が楽しみだ。