1.5キロのカツカレーを満喫した2人。
時刻はまだお昼過ぎ。
お腹も膨れたし、まだまだいくらでも走れそうな気がします。
が・・・。何を隠そう、実はここから先のツーリングプランは何一つ描いていませんでした。
全く白紙の状態。
毎度毎度のことながら、この爺にほんの少しの計画性でも植え付けてやりたい。
と、ここで。甘口さんからのご提案。
「那須塩原の花園足湯温泉に行こう」
おっ。足湯ですか!
それはいい!
ここから40キロちょっと。
距離的にも絶妙です。
先導は私。
デュオツーリング、スタートです。
ナビによると、国道4号バイパスを北上するルートが最短のようですね。
でもほら、なんせ私、このルート好きじゃないじゃないですか。今朝もこれを避けてきたくらいですからね。
で、甘口さんには何も告げずにしれっとルートを外れて県道へ。
だってこの県道、グリーンラインなんて愛称が付いているんですもん。
そりゃこっちを選ぶでしょ。
だいたいこの爺、デフォルトで寄り道する設定になってますからね。
仕方ない仕方ない。
ほどよい田舎道。
車も少なく、緩やかなカーブが続く気持ちのいいルートです。
「やっぱ正解はこっちだよ」とヘルメットの中でほくそ笑み、自画自賛しながら走ります。
と、そこで「道の駅やいた」の看板を発見。
それほどの距離を走ったわけではないけど、ちょっと休憩を挟んでもいいかもな。
今日はインカムもないから、デュオと言ってもソロツーみたいになっちゃうし。ちょいちょい休憩を挟むくらいがちょうどいい。
甘口さんもこの爺が寄り道フリークってことに薄々感づいてるだろうし、気付いてなくてもどうせバレるし。
と、勝手に寄り道スポットを設定して走っていたら、何やらもっと気になる看板を発見してしまいました。
道路っ側に、お世辞にも綺麗とは言いにくい木の看板。そこに手書きでこう書いてあります。
「ファーマーズマーケット 里のえき」
なにそれ超気になるんですけど・・・。
すかさず右折のウインカーを出して、後ろの甘口さんに軽く右手で合図を送ります。
ちょっと「???」ってなってるみたいです。
ごめんね。
小道にそれて、着いた先はイチゴ園でした!
さすがにイチゴは季節外れだったけど、併設の直売所にもウキウキするお土産の数々。
あ、あとね!
冷凍イチゴ売ってたんですよ。
1キロで700円だったかな?
違ってたらごめんなさい。
うろ覚えだけど、吹っ飛びそうなくらい安かったことだけは本当。
さすがにクーラーボックスなんか持ってないし、今から足湯に浸かりに行くから断念したけど、また今度改めて絶対来よう。
大量に冷凍イチゴを仕入れて帰る算段を練ってから。
いきなり寄り道しちゃって甘口さんを驚かせちゃったみたいだけど、とびきりのイチゴスポットを発見したから結果オーライ。
ルートに戻って花園足湯温泉を目指します。
ワインディングを走っていると、だんだんと登り坂がきつくなってきました。そろそろ目的地が近づいて来てるんでしょうね。
「でしょうね」って、実はこの時、すでにナビが電池切れで死亡してました。
今日もケーブル忘れてきちゃったんですよ。
仕方ない仕方ない。
で、到着しました。
花園足湯温泉!
写真ね、撮り忘れちゃいました。
だって足湯の隣に、キレイな秋桜が咲いていたから。
仕方ないよね。
仕方ない仕方ない。
https://www.kasamaya.co.jp/spa.html
でも足湯は最高でしたよ。
せっかくだから爺の汚い足でも載せときますよ。
ツーリングに温泉って組み合わせは最高ですが、足湯なら気候的に厳しい時期でも気軽に楽しめますね。
今まであんまり浸かったことなかったけど、これからは積極的にツーリングプランに盛り込んでみてもいいかもしれない。
のんびりと足湯に浸かりながら、しばしおしゃべり。
こうして全然知らなかった方とGNつながりでツーリングを楽しむの、リターンする前は想像もしてなかったな。
「通勤に使って、1人でツーリングして、できたらキャンプなんかもして・・・」
そのくらいの気持ちで、50手前でリターンしたバイク生活。そして情報収集のつもりで始めたTwitter。
それが今、当時は想像すらしなかった新しい出会いがあって、休日の楽しみがあって。
そしてこうしてブログに記す楽しみもある。
ぼーっとしながら、そんな事を考えていたひと時でした。
さてさて駒を進めましょうか。
次の目的地はもみじ谷大吊橋。
なんかやたらでっかい吊橋!
渡ってみますよ。
恋人の聖地と書いてるんですけど・・・。
どの辺が聖地なのかは謎でした。
すみません。
けど、景色は素晴らしいし、秋の観光スポットとしては申し分なし。
もう少ししたら紅葉もキレイなのかな。
ちょっとだけ早かったかも。
たぶんここまで、150キロくらい。
帰りの距離を考えたら、そろそろお開きにしなきゃならない時間です。
名残惜しいけど、めちゃめちゃ楽しかった!!
「近いうちに、また!」
再会を約束して、それぞれ帰路に着きます。
なんせ自宅までまっすぐ帰って150キロだからな。
さすがに帰りはわがまま言わずに4号通って帰ろうか。
相変わらず寄り道グセは全く抜けず、もう暗くなってきているにも関わらず、道の駅しもつけ、道の駅庄和と寄り道して。
やっと帰宅。走行距離は310キロ。
走った!満足!楽しかった!
そういやまだそんなにお腹空いてない。
やっぱ1.5キロは侮れないな。
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