替えよう替えようと思いながらもズルズルと純正タイヤを引きずって走り回って早7カ月。
やっとタイヤを交換しました。
「一度くらいはツーリングにも行って、500キロくらい走ったらレビューでもupしようかなぁ」と思っていたんですが、500キロも必要なかったです。と言うか、替えた瞬間にレビューしても良いくらい。
まだ交換してからやっと300キロ。しかもほぼ通勤オンリー。ですが、新しいタイヤの効果は十二分に体感できました。
しっかりお伝えします!
新しいタイヤ。
前輪 ダンロップ TT100GP 3.00-18
ダンロップタイヤ(DUNLOP)GP series TT100GP(前後輪共通)3.00-18 MC 47S WT | ||||
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後輪 ダンロップ K127 110/90-16
ダンロップタイヤ(DUNLOP)K127(リア) 110/90-16 MC 59S チューブレス | ||||
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です。
このタイヤを選んだのは、ネット上でも比較的多くのインプレッションを目にしたことと、交換してもらったライコランドさんのオススメの組み合わせがこれだったという理由から。
実は交換を考え出して以来、何軒ものお店を覗いてみてはいたんです。が、どこも前輪用のTT100は置いてあるものの後輪に合うタイヤは皆無といった状況。
「タイヤ自体はネットでオーダーして、バイクを買ったお店に持ち込む」なんてことも視野に入れていた時に、たまたまライコさんで見かけた「GNにオススメのタイヤ」のポップが目に入ったことが決め手となりました。
ライコランドさんにもリヤの在庫はなかったんですが、オーダーから1週間ほどで取り寄せてくれました。
ちなみに純正のKENDAは前輪が2.75インチでしたから、1/4インチだけサイズアップしています。
まずは履き替えて走り出した時の第一印象。
「まるで別物!」です。
この第一印象に全てが集約されていると言っても過言ではない。
そのくらい走りが一変しました。
まず直線。
基本的に純正タイヤを履いたGNは接地感が希薄でフラフラする印象が少なからずあったんですが、スタートからこのフラフラ感が一気に解消されます。
しっかりと路面を蹴っている感覚。
特に私の通勤ルートでは比較的大きな橋を渡るんですが、ここでは橋ならではの横風にさらされながら、ある程度のスピードで長い直線を駆け抜けなければなりません。
周りも結構スピードが出ていて、60キロ程度で走っていても黄色いセンターラインを割ってブチ抜いていく車もちらほら。
このぐらいのスピードだと、GN純正のKENDAではグリップ力が足りずにフワフワした印象を受けます。
これが割と、いやかなり怖い。
で、前後のタイヤを替えると、これが全くなくなりました。これは大きい!
まぁ、怖かったんなら早くタイヤ替えとけよ!って言う話なんですが。
あと、道路に縦溝掘ってあるトコあるじゃないですか?
嫌ですよね、アレ。
で、こいつの妨害にも新しいタイヤはかなり耐えてくれます。
横風とか縦溝とか、ちょっとしたマイナス要因がある直線で、ある程度のスピードを出して走る時、これが一番タイヤ交換の効果を体感できますね。
ブレーキングでも効果は絶大。
グリップ力が高くなっているので、もちろん制動距離そのものも短くなりますが、それ以上にブレーキをかけた際の安定感・安心感がケタ違いです。
直接な制動力もさることながら、この安心感からしっかりとブレーキレバーを握り込む事ができる。
それによる効果の方がより高い。
で、コーナーリング。
ツーリングに行っていないのでワインディングらしいワインディングは全く走っていないんですが、その必要もないでしょう。
直線でもこれだけグリップの効果が体感できるくらいですから、コーナーは言わずもがな。
もともと私はGNに対して特に「前輪の」接地感が乏しいなぁと言う印象を抱いていたため、例えば交差点で左折するようなタイトカーブでは後輪荷重でクルッと向きを変えるクセが付きつつありました。
若い頃にXT200でこういう乗り方をしていたせいもあるでしょう。
ですがタイヤを替えてからは、こういった小細工なしに普通にリーンさせる乗り方に落ち着いています。むしろその方がしっくり来る。
安心感が違います。
おそらく以前は純正タイヤを心のどこかで信用していなかったせいで、無意識のうちに前輪を積極的に使わなくなっていたのかな。
最後にマイナス材料。
想像はしていましたが、やはり燃費は落ちました。
タイヤを替えて2回目の給油。つまり初めての燃費計測は・・・
268.4km ÷ 6.86l ≒ 39.12km/l
満タン方なので、もちろん誤差は生じます。
おまけに通勤と買い物にしか使ってないので条件も良くないでしょう。
ですが、交換前の燃費は大体42km/lですから、その差は約3km/l。
今回の計測が下ブレしていたとしても、それでもやはり結構な差が出ましたね。
まぁ、摩擦が上がってるんだから当たり前の話だし、安全を考えたら背に腹は変えられないですからね。
個人的には、キリのいいところで40km/lをキープしてほしかったです(笑)
あとは耐久性ですね。
これも純正のように「使っても使ってもぜんぜん減らない!」なんてことはないでしょう。
1万キロくらい持ってくれたら万々歳なんですが・・・。
こちらは追ってレポートしたいと思います。