風来爺のリターン日記

年間休日数55日の地味に苛酷気味なサラリーマンが、バイクにキャンプに釣りにとリターンするブログです。Twitter @furaijie Instagram @furaijie

実は高齢者に優しくない? 原付2種の任意保険

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まさかの「21歳以上」という契約内容を目にしたことから始まった風来爺の原付2種任意保険の年齢条件調査。

furaiji.hatenablog.com

結論を先に申し上げると、それほど多くの保険会社を調べたわけではないものの、数社のホームページを確認した段階で、ある程度の状況が把握できました。

以下、ホームページなどで年齢条件の確認ができた保険の内容を列記します。

 

チューリッヒ 全年齢  21歳以上  26歳以上  30歳以上

東京海上日動火災  全年齢 or 21歳以上

損保ジャパン日本興亜  全年齢 or 21歳以上

三井ダイレクト  全年齢 or 21歳以上

アクサダイレクト  全年齢 or 21歳以上

AIG損害保険  全年齢 or 21歳以上

 

この6社を確認しただけですが、26歳以上や30歳以上という年齢条件の設定があるのはチューリッヒのみ!

このほかいくつかの損保会社のバイク保険を確認しましたが、そもそも原付2種を想定していないものもある。

 

それでもチューリッヒの保険が有利であるならば乗り換えも考えようかとネット上の見積りを取ってみました。

完全にとはいかないまでも、できる限り今の保険に契約内容を近づけて入力してみたところ・・・。

保険料は

63,770円!!

今入っている東京海上日動TAP、ぜんぜん高くない。

それどころか、むしろ安い

しかも結構大きな価格差が生じています。

 

できるだけ契約内容を近くしたつもりではありますが、チューリッヒには人身傷害特約の設定がありませんでした。

これだと万一自分の過失割合が高い事故を起こした場合、分な補償を得られないリスクが生じてしまいます。

もちろん別の部分でチューリッヒの方が補償が手厚い部分もあるでしょうし、そもそも最も重要な事故対応についての評価は一切加味していない上での比較です。

単に保険料だけみると、安い安いと言われているチューリッヒよりも東京海上日動火災のTAPの方がむしろ安い。

 

ここまでで判断するとチューリッヒが劣るように見えてしまいますが、実は私の印象は全く逆です。

チューリッヒの保険料設定は、極めて合理的その一例が、細かい年齢条件の区分であると言えるでしょう。

 

ではなぜ保険料が高くなってしまったんでしょう?

それは私の使い方にあると考えられます。

 

毎日とは言わないまでも、かなりの頻度で片道20キロの通勤に使い、もちろん休日にはツーリングに行く。

まだ納車して5ヶ月弱ですが、現時点での月平均の走行距離は約1,000キロ。年間で10,000キロを軽く超える計算です。

一般的な原付2種ユーザーと比較すると、おそらくヘビーユーザーにカテゴライズされる使い方。

Twitter界隈のGN乗りさん達が当たり前のようにその程度の走行距離を稼ぐので、それが特別なことという感覚は完全に麻痺していますが・・・。

 

つまり、そこまでの距離を走らない方にとっては、非常に良心的な仕組みと言っていいと思います。

私のように距離を走っちゃう方には、「そこまで厳密な仕組みじゃない方が有難い」といったところでしょうか。

 

バイク保険と言っても、原付2種の保険はかなり商品内容が異なりますね。

125cc超のバイク保険も、車両保険などで特徴を出した様々な商品があるようです。

こりゃ相当奥が深い。

 

今後、ファミリーバイク特約との比較も含めて、引き続き調べてみたいと思います。